おネギの毎日クソ知識

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古代ローマをざっくりと!

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みなさんお疲れ様です。
続いて古代ローマについて書きますよー!

まずはざっくりと起こったことについて
ポエニ戦争
三頭政治
③ローマ黄金期とゲルマン民族大移動
フランク王国の分裂
⑥それぞれの戦い
って感じですかね

では掘り下げます。
①まず古代ローマは共和政でした。独裁者はおらず議会で決まり事を決めていたんですね。
そんな中ポエニ戦争が勃発します。敵は地中海を跨いだ向かい側、今のチュニジアに位置するカルタゴです。
カルタゴ側に天才が現れます。それがハンニバルです。彼は持ち前の頭脳と人望でローマ本土にまで攻め込みます。ハンニバルが取った戦術はここでは割愛しますがどれもめちゃくちゃ面白いです。みなさんマストで調べましょう!笑
やがてローマにも天才スキピオが現れ、逆にカルタゴまで攻めてハンニバルを倒しポエニ戦争終結します。
戦争には勝ちましたが喜んでばかりはいられません。当時は農民がそのまま戦争に駆り出されていたのですがカルタゴに攻め入ってローマに帰った時、ハンニバルによって農地がボロボロになってしまいました。加えてカルタゴから多くの難民が流れて来て安い労働力として迎え入れてられていました。不満が募った農民やコロシアムの剣闘士が各地で反乱を起こし始めます。

②混乱に陥った共和政ローマはカリスマ性のあるリーダーを求めます。かといって1人をリーダーにして独裁になるのはちょっと、、、ということで3人をリーダーにする三頭政治が始まります。
第1回の三頭政治の主役はなんと言ってもユリウスカエサル!別の読み方でジュリアスシーザー!あと人達は覚えなくていいです笑。彼はガリア遠征で数々の勝利を収め国民から絶大な人気を誇っていました。ちなみに彼はハゲでチビのパッとしないおじさんだったらしいです。それでも世界三大美女クレオパトラをものにしたのですから大したものです。やがて彼は独裁官という身分を設け臨時的にその地位に就任します。臨時的な独裁官を終身独裁官にしようとしたのが彼の過ちです。独裁に共ではなく今までの共和政のままでいたい勢力に暗殺されてしまいます。「ブルータスお前もか!」
第二回の三頭政治カエサルの養子オクタウィアヌスカエサルの元部下の間でバチバチやり合います。結果、オクタウィアヌスが海戦にて勝利を納め、リーダーに上り詰めます。賢いオクタウィアヌスは養父カエサルの失敗から、自らを独裁者とは名乗らず、第一市民と名乗り市民の立場を貫きます。ここから共和政ローマからワントップが治める時代、帝政ローマに切り替わります。

オクタウィアヌス以降のローマは五賢帝と呼ばれる名君が五人続き、200年の黄金期を迎えます。しかし、山あれば谷あり、ローマ黄金期は五賢帝最後の代を期に廃れていきます。巨大になりすぎたローマを統治しきれなくなった時の皇帝はローマを西と東に分割します。東ローマはその後ビザンツ帝国として長く繁栄します。ただ西ローマは分裂してすぐ滅んでしまいます。その前に一つローマに大きな出来事が起きます。ミラノ勅令です。今まで迫害されてきたキリスト教がそれでもなお水面下で広く信仰されているのでローマ皇帝キリスト教を公認することにしました。キリスト教がヨーロッパに広がり始めたのはこの頃です。話を戻して西ローマ、何故すぐ滅んだかというと、異民族の大移動があったからです。東からアジア系のフン族が突如ヨーロッパになだれ込んできてビリヤードの玉が弾けるようにゲルマン民族が西ヨーロッパに流入、色々な民族がごちゃまぜになり西ローマは滅亡してしまいます。ちなみに東ローマは民族移動の軌道からは外れていたので影響は少なくすみました。ごちゃまぜになった地域の中でもっとも力をつけたのがフランク王国。後のフランスです。

フランク王国は名君カール大帝の元で大いに繁栄します。彼は数々の戦争に勝ち続け、現在のドイツ、フランス、イタリアの北部に跨る程の広大な領地を手に入れます。しかし、孫の代になるとまた運営が難しくなり、領地を奪い合うようになり、やがてフランク王国は3つに分裂します。西フランク王国東フランク王国、イタリアです。西フランクは後のフランスの、東フランクは後のドイツの土台になります。イタリアはそのままイタリアです。

⑤さてこの3つの国、それぞれの戦いを繰り広げます。東フランクVSイタリア 西フランクVSイギリスです。
まず東フランクですが神聖ローマ帝国とも呼ばれています。ただローマはイタリアにあるんですね。なので名前にこだわり神聖ローマ帝国は執拗にイタリアに戦争を仕掛けローマを自分のものにせんとします。東京ディズニーランドは東京ってついてますけど千葉にありますよね、なので名前にこだわって東京に攻めに行くようなものです。この例え、参考文献の著者、山崎さんの受け売りですwめちゃ分かりやすいです。
続いて西フランク、イギリスの争いの原因ですが、西フランクの王家の血が断絶した際にイギリス王がフランス王家を横取りしようとしたことが原因で始まります。100年戦争と呼ばれる戦争です。初めはイギリスがめちゃめちゃ押していてフランスのほとんどの領土を手に入れていました。そこで現れた英雄ジャンヌ・ダルクが各地の戦場で勝利をもたらし、イギリスを本土まで追い返します。つまりこの100年戦争、前半イギリスの勝利で後半はフランスの勝利となります。

以上が古代、中世のヨーロッパです!例によって記憶を頼りに書いているので間違っている場所がありましたら申し訳ございません!